2014年5月8日

宝ホールディングス株式会社

 

「TaKaRa グループ中期経営計画2016」を策定

 宝ホールディングス株式会社(社長:柿本 敏男)は、2016 年度(2017 年3 月期)を最終年度とする3 ヵ年の中期経営計画「TaKaRa グループ中期経営計画2016(以下、本中計)」を策定しました。
 当社は2011 年4 月に10 ヵ年の長期経営ビジョン「TaKaRa グループ・ビジョン2020」をスタートさせ、3年ごとの中期経営計画において具体的施策に取り組んでいますが、本中計は、その長期ビジョン達成に向けた第2ステップと位置付けています。
 当社グループを取り巻く環境は、少子化・高齢化の進展による国内市場の縮小や、円安による輸入燃料や原材料価格の高騰など、今後も厳しさを増してくることが予想されます。しかし一方で、国内景気には回復の兆しが表れつつあり、再生・細胞医療分野では政府による開発支援の動きもあります。また、海外においても、先進国での健康志向の高まりによる和食の広がりや、新興国の経済成長による消費の活性化も期待され、日本食市場のさらなる拡大が見込まれます。加えて、「和食」のユネスコ無形文化遺産への登録や2020 年オリンピックの東京開催等により、「日本」や「和」といったものが注目される傾向もあり、当社グループにとって成長を見込める機会も数多く存在しています。
 こうした中で当社グループは、長期経営ビジョン「TaKaRa グループ・ビジョン2020」で目標に掲げた「国内外の強みを活かせる市場で事業を伸ばし、環境変化に強いバランスのとれた事業構造を確立する」ための実行計画として本中計を策定しました。
 本中計では、国内酒類事業の収益力を向上させるとともに、成長が期待される海外日本食材卸事業やバイオ医薬品の開発支援サービス(CDMO 事業)の伸長を加速させることを基本方針とし、2016 年度の定量目標として、連結売上高2,300 億円以上、営業利益120 億円以上、海外売上高比率16%以上を目指します。

※本中計の詳細につきましては、以下に添付のPDFファイルをご参照ください。