宝グループは、2014年5月8日に、2017年3月までの3ヵ年の経営計画である「宝グループ中期経営計画2016」を発表しました。今後、この中期経営計画に基づいて事業活動を行っていきます。

宝グループ中期経営計画2016 概要

重点戦略

 「澪」を中心とした清酒売上高の拡大 
 松竹梅白壁蔵「澪」で、スパークリング清酒という新たなジャンルを一つの市場として確立することで、清酒市場全体の活性化を図り、当社の清酒売上高の拡大を目指します。
 「澪」は 2013 年9 月の販売ルート拡大以降、恒常的に商品の供給不足が続いていましたが、生産工場への設備投資によって増産体制を確立し、積極的な販売拡大に転じます。
 「澪」の販売目標として、200 万ケース(300ml×12 本入換算/2013 年度対比+140 万ケース)、売上高80 億円規模の基幹商品に育成します。

 欧米をはじめとする世界での日本食材卸網構築 
 日本食市場の広がりを背景に、欧州ではフーデックス社(フランス)、タザキフーズ社(イギリス)、コミンポート社(スペイン/フーデックス子会社)を軸に、日本食材卸ネットワークの拡大・強化を図るとともに、北米ではミューチャルトレーディング社(持分適用会社)との連携を強化していきます。
 アジア・オセアニア地域にも日本食材卸事業を展開するために、パートナー企業を選定し、業務提携や資本参加等、積極的な投資を進めていきます。
 各エリアの卸会社を成長させるとともに、グループ卸会社間のシナジー効果を発揮し、エリアを超えた最適な調達網の基盤構築を目指します。

 バイオ医薬品の開発支援サービス(CDMO 事業)拡大 
 再生・細胞医療分野への政府支援を背景に、バイオ医薬品の開発支援サービス(CDMO 事業)に注力することで、安定収益基盤であるバイオ産業支援事業の拡大を図ります。
 2014 年10 月より本格稼働予定の遺伝子・細胞プロセッシングセンター(滋賀県草津市)を、自社臨床開発プロジェクト用のベクター製造とバイオ医薬品の開発支援サービス(CDMO 事業)の中核施設として活用し、さらなる事業成長を目指します。

 遺伝子治療・細胞医療における臨床開発の推進 
 遺伝子医療事業では、固形がんを対象とした腫瘍溶解性ウイルスHF10 について、第Ⅱ相臨床試験を本年度中に開始し2018 年度の商業化に向けて取り組みを進めていくほか、各々の臨床開発プロジェクトを着実に進め、将来に向けた成長事業として育成していきます。

財務方針

健全な財務体質を維持しながら、資本効率を意識し、
利益成長のための重点戦略への積極的な投資と、適切な株主還元を実施する


利益成長のための積極的な投資
  健全な財務体質を維持しながら、資本効率を意識し、利益率が高く成長が見込まれる、国内酒類設備(「澪」増産)、海外M&A(日本食材卸網拡大)、バイオ設備(CDMO 事業強化)、バイオ研究開発(臨床開発プロジェクト)への投資を積極的に行います。

資本効率を意識した適切な株主還元
  連結営業利益の水準に応じて増配する方針とし、配当総額の税引後営業利益に対する比率を「みなし配当性向* 」として、 30%を目安に配当を行ってまいります。また、資本効率の向上に資する自己株式取得についても、状況に応じて機動的な実施を検討してまいります。

長期経営ビジョン「宝グループ・ビジョン2020」

宝グループは、2011年4月より、10ヵ年の長期経営ビジョン「宝グループ・ビジョン2020」の実現に向けて、新たなスタートを切りました。「宝グループ中期経営計画2016」は、この長期経営ビジョンの実現に向けた実行計画の第2ステップとして策定したものです。

関連文書

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