当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~9月30日)の業績概況

宝ホールディングス株式会社<br/>代表取締役社長 木村 睦
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宝ホールディングス株式会社
代表取締役社長 木村 睦

 当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、宝酒造、宝酒造インターナショナルグループが好調に推移したことに加え、タカラバイオグループの遺伝子治療薬に関する共同開発・独占販売契約にかかる対価料の受領等があり増収となった結果、連結売上高は前年同期比4.0%増収の133,987百万円と過去最高となりました。販売費及び一般管理費では、運送費や管理費等が増加したものの、営業利益は前年同期比33.1%増益の8,159 百万円、経常利益は前年同期比32.9%増益の8,243百万円と、いずれも過去最高となりました。特別損益では、本年9月の台風21号の影響による製品破損などの損失を特別損失に計上したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比32.8% 増益の4,578百万円となりました。

 通期の連結業績予想につきましては、売上高を期初計画から2,000百万円下方修正するものの、営業利益、経常利益は期初計画を据え置くこととし、特別利益に関係会社株式売却益を計上する見込みであることなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は400百万円上方修正することといたしました。

「宝グループ中期経営計画2019」の進捗状況

 当社グループでは、20114月に策定した10年間の長期経営ビジョン「宝グループ・ビジョン2020」の実現へ向け、20174月から、2019年度(20203月期)を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「宝グループ中期経営計画2019」をスタートさせ、取り組みを進めています。

 宝酒造では、戦略商品であるスパークリング清酒「澪」のラインアップとして、本年9月、辛口タイプの「澪」〈BRUT辛口〉を発売し、売上高のさらなる拡大を目指します。また、好調のソフトアルコール飲料では、今後の市場の拡大を見据え、缶入りチューハイの生産設備を増強することといたしました。

 宝酒造インターナショナルグループでは、世界での和食人気の高まりを追い風に、海外日本食材卸事業の業績が順調に拡大しており、北米の物流施設の拡張計画に着手するなど、さらなる成長に向けた基盤整備にも注力しました。

 タカラバイオグループでは、CDMO事業のさらなる拡大に向け新施設の建設を進めたほか、遺伝子医療事業では国内でのメラノーマを対象としたC-REV(旧称:HF10)の本年度中の承認申請を目指すなど、臨床開発の各プロジェクトを着実に推進しました。

 このほか、国内事業、海外事業、バイオ事業の3つの事業セグメントに経営資源をより一層集中させるため、当社子会社で通信販売を中心に健康食品を販売する宝ヘルスケア(株)と、タカラバイオ(株)の健康食品事業を、201911日付(予定)でシオノギヘルスケア(株)に譲渡・承継することを決定しました。

企業価値向上に向けて

 「宝グループ中期経営計画2019」の達成と「宝グループ・ビジョン2020」の実現、そしてその先の将来に向けたさらなる飛躍を目指し、宝グループは、これからも一丸となって取り組みを進めてまいります。

 株主のみなさまにおかれましては、引き続き当社グループへの温かいご支援をたまわりますよう、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

 

2018年12月

宝ホールディングス株式会社
代表取締役社長 木村 睦