社長就任のご挨拶

宝ホールディングス株式会社<br/>代表取締役社長 木村 睦
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宝ホールディングス株式会社
代表取締役社長 木村 睦

 このたび、2018年6月28日付で代表取締役社長に就任しました木村睦でございます。株主のみなさまにおかれましては、平素より格別のご高配をたまわり厚くお礼申しあげます。前社長柿本敏男(現副会長)が築いてきた経営基盤を継承し、中期経営計画、長期経営ビジョンの達成に向けて、さらにスピード感をもって取り組んでまいります。

 当社グループのさらなる成長と企業価値向上のために邁進する所存ですので、変わらぬご支援をたまわりますよう、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

当期の業績概況と次期の見通し

 当期(2018年3月期)の業績につきましては、宝酒造、宝酒造インターナショナルグループ、タカラバイオグループの各事業セグメントが、新規連結子会社の寄与も含め好調に推移した結果、売上高は前年同期比14.5%増収の268,142百万円となりました。利益面では、売上高の増加により売上総利益が増加したため、運送費や研究開発費を中心に販売費及び一般管理費が増加したものの、営業利益は前年同期比15.2%増益の15,612百万円となりました。営業外損益では、持分法投資利益など営業外収益が減少し、社債発行費用など営業外費用が増加しましたが、経常利益は前年同期比12.1%増益の16,084百万円となりました。また、関係会社株式売却益を特別利益に計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期比30.0%増益の11,029百万円となりました。連結業績としては、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに過去最高を更新しました。

(セグメント別の売上高、営業利益は「セグメント別営業概況」をご覧ください。)

 次期(2019 年3月期)の業績見通しは、売上高282,000百万円、営業利益17,300百万円、経常利益17,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益9,600百万円を計画しています。

 当期の配当につきましては、配当総額の税引後連結営業利益に対する比率を「みなし配当性向※」として30%を目安に配当する方針に基づき、前期から3円増配の1株当たり16円とさせていただきました。

 また株主還元の一環として、当期には、20億円分の自己株式取得と発行済株式総数の7.35%にあたる自己株式を消却するとともに、株主のみなさまの日頃からのご支援への感謝として、株主優待制度を導入しました。なお、次期の配当につきましては、2円増配となる1株当たり18円を予想しております。

※ みなし配当性向=配当総額/(連結営業利益×(1-法定実効税率))≒30%

「宝グループ中期経営計画2019」の進捗状況

当社グループでは、2011 年4月に策定した10 年間の長期経営ビジョン「宝グループ・ビジョン2020」の実現へ向け、2017年4月から、2019年度(2020年3月期)を最終年度とする3ヵ年の新たな中期経営計画「宝グループ中期経営計画2019」をスタートさせ、取り組みを進めています。

中計初年度となった当期、各事業における施策は順調に進捗するとともに、最終年度の利益目標を前倒しで達成したため、最終年度の定量目標を上方修正することにしました。

(修正内容の詳細は、「中期経営計画」をご覧ください。)

企業価値向上に向けて

 当社グループは、技術に裏付けられた安全・安心な商品やサービスを世界中にお届けするとともに、医療の進歩に寄与し、世界の人々の暮らしを豊かなものにしていくことで、社会に貢献してまいりたいと考えています。

 新たな経営体制のもと、さらなる企業価値向上を目指してまいります。

 株主のみなさまにおかれましては、引き続き当社グループへの温かいご支援をたまわりますよう、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

 

2018年6月

宝ホールディングス株式会社
代表取締役社長 木村 睦