2020年3月期の連結売上高は281,191百万円(前期比101.4%)、連結営業利益は15,836百万円(前期比88.9%)となりました。

宝酒造

[ 主要製品 ]

  • 焼酎
  • 清酒
  • ソフトアルコール飲料
  • 本みりん
  • 食品調味料
  • 原料用アルコール など

 

 焼酎では、「宝焼酎」ブランドの活性化や、“全量芋焼酎「一刻者」”のリニューアル等に取り組みましたが、焼酎市場全体の縮小を受け減収となりました。清酒では、家庭向けには“松竹梅「天」”、業務用ルートでは“松竹梅「豪快」”の拡売に努めたほか、スパークリング清酒のラインアップとして、“松竹梅白壁蔵澪「一果(いちか)」イチゴのような香りのスパークリング清酒、バナナのような香りのスパークリング清酒”を発売しましたが、市況の影響により減収となりました。ソフトアルコール飲料では、基幹ブランドである “タカラ「焼酎ハイボール」”が引き続き伸長したほか、 “寶「極上レモンサワー」”の拡売や、 “寶「極上抹茶ハイ」”をはじめとした「抹茶アルコール飲料」の発売など、ソフトアルコール市場のさらなる活性化に努めた結果、大幅な増収となりました。調味料では、本みりん・料理清酒の“お酒のチカラ”による調理効果の訴求を強化すべく、パッケージデザインのリニューアルを行い増収となったほか、原料用アルコール等も増収となりました。

 以上の結果、宝酒造の売上高は、153,141百万円(前期比100.4%)となりました。売上原価は、原材料価格の上昇により92,822百万円(前期比101.5%)となり、売上総利益は、60,318百万円(前期比98.9%)となりました。販売費及び一般管理費は、販売促進費や運送費などの増加により56,142百万円(前期比102.0%)となり、営業利益は、4,175百万円(前期比70.2%)となりました。

宝酒造インターナショナルグループ

[ 主要製品 ]

  •  酒類・調味料などの輸出および海外子会社での製造販売
  • 海外の日本食材卸子会社における酒類・食品などの輸入・販売

 

 海外酒類事業では、日本から輸出した清酒の販売がとくに中国で好調に推移したことに加えて、引き続き世界的に需要が高いウイスキーの増加などにより、増収となりました。海外日本食材卸事業でも、世界的な日本食市場の拡大を背景に、北米のミューチャルトレーディング社、欧州のフーデックス社、タザキフーズ社、コミンポート社を中心に売上を伸ばし、増収となりました。また、米国を中心に食料品等の輸出販売を行う東京共同貿易株式会社を新たにグループに迎え入れ、仕入先との関係強化、商品開発機能や米国向けの商品供給機能の拡充を実現しました。

 以上の結果、宝酒造インターナショナルグループの売上高は、82,765百万円(前期比106.3%)となりました。売上原価は、海外日本食材卸事業における為替変動による仕入れコストの上昇などにより58,882百万円(前期比107.4%)となり、売上総利益は、23,883百万円(前期比103.8%)となりました。販売費及び一般管理費は、人件費や物流費などの増加により20,351百万円(前期比110.1%)となり、営業利益は、3,532百万円(前期比77.9%)となりました。

タカラバイオグループ

[ 主要製品 ]

  •  研究用試薬• 理化学機器などの製造・販売
  •  受託サービス
  •  遺伝子治療の商業化

 

 バイオ産業支援事業では、理化学機器の売上高は前期比で減少したものの、主力の研究用試薬および受託サービスの売上高が前期比で増加し、増収となりました。遺伝子医療事業では、国内におけるNY-ESO-1・siTCR®遺伝子治療薬およびCD19・CAR遺伝子治療薬に関する共同開発・独占販売契約にかかる対価料および本契約にもとづく治験製品の売上高を計上しました。

 以上の結果、タカラバイオグループの売上高は、34,565百万円(前期比96.4%)となりました。売上原価は、13,459百万円(前期比88.8%)となり、売上総利益は、21,105百万円(前期比102.0%)となりました。販売費及び一般管理費は、研究開発費などの減少により14,830百万円(前期比97.4%)となり、営業利益は、6,274百万円(前期比114.8%)となりました。