宝グループは、技術に裏付けられた安全・安心な商品やサービスを世界中にお届けするとともに、医療の進歩に貢献し、世界の人々の暮らしを豊かなものにしていくことで、企業価値の向上を目指しています。

 宝ホールディングスは、国内の酒類・調味料事業を担う宝酒造、海外で日本食材卸事業や酒類事業を展開する宝酒造インターナショナルグループ、バイオ事業を推進するタカラバイオグループなどを傘下に置き、グループ全社の経営を調整・統括し、最大限の事業成果を追求しています。

宝酒造

 宝グループの中核事業である国内酒類・調味料事業の歴史は、1842年までさかのぼります。以来170年以上にわたり、時代や消費者が求める価値観や嗜好に対して、常に独創的で確かな技術に裏付けられた商品を提供してきました。そして現在、清酒・焼酎や和の調味料の本みりんなど、日本の伝統的な酒類・調味料である「和酒」に強みを持つ国内有数のメーカーとして、独自の技術開発力と安定的な生産体制から生み出されるバランスのとれた商品ポートフォリオを築いています。

宝酒造インターナショナルグループ

 近年、世界的な健康志向の高まりや「和食」のユネスコ無形文化遺産への登録などを契機に、海外で日本食の人気が高まる中、宝酒造インターナショナルグループは、海外の日本食レストランや小売店に日本食材などを販売する海外日本食材卸事業と、酒類の輸出や海外各地で製造販売を行う海外酒類事業を展開しています。

タカラバイオグループ

 タカラバイオグループは、「遺伝子治療などの革新的なバイオ技術の開発を通じて、人々の健康に貢献します」を企業理念とし、コア事業である「研究用試薬・理化学機器事業」と「CDMO事業*」を通じ、バイオ創薬基盤技術開発を進め、新モダリティ(治療法)を継続的に創出する創薬企業を目指しています。
※再生医療等製品の開発・製造支援事業