
- 拡大
- 代表取締役社長
木村 睦
当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、宝酒造では、新型コロナウイルス感染拡大による、緊急事態宣言期間が継続したことにより、飲食店向けの販売が低迷したことや、缶チューハイの自主回収の影響もあり、減収となりました。宝酒造インターナショナルグループは、飲食店向け販売の回復を受け、海外酒類事業、海外日本食材卸事業ともに好調に推移したことに加えて、コロナ禍で取り組んだ小売店やネット通販等の販売ルートが拡大したこともあり、増収となりました。タカラバイオグループでは、新型コロナウイルスPCR検査関連製品の伸長に加え、一般研究用の試薬も回復基調にあることから増収となり、グループ全体の売上高は1,412億1,300万円(前期比10.5%増)となりました。
利益面では、宝酒造インターナショナルグループ、タカラバイオグループともに売上高の増加などにより増益となり、宝酒造が経費削減に努めたことで増益となったことで、グループ全体の営業利益は、216億1,600万円(前期比273.8%増)、経常利益は218億8,400万円(前期比268.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は100億5,000万円(前期比263.9%増)となり、第2四半期累計期間では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも過去最高を更新しました。