
- 拡大
- 代表取締役社長
木村 睦
2023年3月期の売上高は、宝酒造は焼酎、清酒等が減少しましたが、ソフトアルコール飲料や原料用アルコール等が増加し、増収となりました。宝酒造インターナショナルグループは、料飲店需要の好調や販売チャネルの多角化の進展で、増収となりました。タカラバイオグループは、試薬や遺伝子医療が増加し、特に抗原検査薬を含む新型コロナウイルス検査関連試薬の大幅伸長により増収となり、グループ全体の売上高は3,506億6,500万円(前期比16.5%増)となりました。
利益面では、宝酒造は原材料や燃料等のコストアップを価格改定とコストダウン等で補い増益となり、宝酒造インターナショナルグループは、売上総利益の増加により増益となりました。一方、タカラバイオグループは、原価率の上昇と研究開発費等の増加により減益となり、グループ全体の営業利益は379億4,500万円(前期比12.5%減)、経常利益は387億600万円(前期比10.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は212億600万円(前期比2.1%増)となりました。