
- 拡大
- 代表取締役社長
木村 睦
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、新型コロナウイルス感染拡大などの影響により、宝酒造インターナショナルグループの売上高が海外日本食材卸事業を中心に大きく減少し、宝酒造も減収となったことから、タカラバイオグループで増収となったものの、1,277億8,400万円(前期比7.1%減)となりました。利益面では、タカラバイオグループが売上原価率の改善等により増益となったものの、宝酒造、宝酒造インターナショナルグループが、売上高の減少に伴う売上総利益の減少等により減益となったことから、営業利益は57億8,200万円(前期比24.1%減)、経常利益は59億4,000万円(前期比24.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27億6,100万円(前期比36.9%減)となりました。
通期につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化が見込まれる中、タカラバイオグループにおけるPCR検査関連製品への需要は持続するものの、宝酒造インターナショナルグループの売上高が海外日本食材卸事業を中心に大きく減少する見込みであることから、連結売上高を2,740億円(前期比2.6%減)と、8月に修正発表した業績予想から下方修正いたします。一方利益面では、宝酒造および宝酒造インターナショナルグループで原材料のコストダウンや販売費及び一般管理費の圧縮に努め、またタカラバイオグループにおける売上原価率の低下も見込まれることから、連結営業利益は138億円(前期比12.9%減)、連結経常利益140億円(前期比13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は71億円(前期比20.9%減)と、それぞれ上方修正いたします。