2021年11月9日

宝ホールディングス株式会社

 

2022年3月期の連結業績予想ならびに配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

 最近の業績の動向等を踏まえ、2021年8月3日に公表した2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の連結業績予想ならびに配当予想を下記のとおり修正しますので、お知らせいたします。

 


1. 業績予想の修正について

(1)2022年3月期 連結業績予想数値の修正 (2021年4月1日~2022年3月31日)

(単位:百万円、%)

(2)修正の理由
 

 通期の売上高につきましては、前回予想(2021年8月3日発表)に対して、宝酒造が減収となるものの、宝酒造インターナショナルグループとタカラバイオグループが増収となるため、グループ全体では増収となり、過去最高となる見通しです。
 利益面では、売上高の増加や売上原価率の低下による売上総利益の増加により、販売費及び一般管理費は増加するものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想を上回り、過去最高となる見通しです。
 各事業セグメントの業績動向は以下のとおりです。

 

(宝酒造)
 国内事業では業務用市場の好転が見込まれる清酒や中食向けを中心に好調な調味料が前回予想を上回るものの、原料用アルコールや焼酎、ソフトアルコール飲料が前回予想を下回り、売上全体で前回予想を下回る見通しです。
 営業利益については、売上高の減少に加え、粗留アルコールや重油などの原燃料におけるコストアップや円安の影響があり、経費削減を徹底し利益の創出に努めるものの、前回予想を下回る見通しです。

(宝酒造インターナショナルグループ)
 海外事業では海外酒類事業、海外日本食材卸事業ともに前回予想時よりも料飲店市場が好調に推移しており、小売店やネット通販などの販路も順調に拡大していることにより、売上高は両事業とも前回予想を上回る見通しです。
 営業利益については、売上高の増加に加え、円安の傾向が想定以上に進んだことで売上総利益が増加し、運送費や人件費の増加があるものの、前回予想を上回る見通しです。

(タカラバイオグループ)
 売上高は、機器および遺伝子医療が前回予想を下回るものの、試薬で新型コロナウイルスPCR検査関連製品に加え、回復基調にある一般研究用試薬の売上高が前回予想を上回り、全体では前回予想を上回る見通しです。
 営業利益は、売上高の増加に加え、受託事業の原価率改善などによる利益率向上も見込まれ、前回予想を上回る見通しです。

 

 事業セグメントの予想値の詳細につきましては、本日公表の「2022年3月期第2四半期決算短信補足資料」(PAGE 14/22~17/22)をご参照ください。

2. 配当予想の修正について

(1)修正の内容

(2)修正の理由

 当社の株主還元方針は、持続的な利益成長に合わせて、配当性向で30%台後半となる安定的な配当を継続することとしており、今回の業績予想の上方修正を踏まえ、2022年3月期の配当予想を2021年8月3日に公表した1株当たり24円から29円に修正いたします。


 また、本日、当社の連結子会社であるタカラバイオ株式会社(コード番号 4974 東証第一部)も、2022年3月期の連結業績予想ならびに配当予想の修正発表をおこなっております。

※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、これらの数値とは異なる可能性があります。
 

以 上
 

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